TOP MESSAGE
株主・投資家の皆様へ
株式会社FUNDINNOは、令和7年12月5日、東京証券取引所 グロース市場に上場いたしました。
ここに謹んでご報告させていただくとともに、皆さまのご支援、ご高配の賜物と心より感謝申し上げます。
私たちは、「フェアに挑戦できる、未来を創る。」をビジョンに掲げ、2015年の創業時から、家計等の金融資産を未上場企業への成長資金として直接供給できる、新たな金融インフラの構築を行ってまいりました。未上場株式の購入・管理・売却までを一元管理することによるリスクマネーの循環サイクル創出・拡大を目指しており、未上場株式市場の証券・印刷、信託・取引所等の機能をプラットフォーム上に統合し、業務をデジタル化することで、サービスの「スピード」「透明性」「拡張性」「コスト効率」を高め、ようやく実務に耐え得るレベルとなりました。
日本の未上場企業に対するリスクマネー供給量は、他国に比べて極端に低く、私自身も起業を志した際にぶつかったのが資金調達の壁でした。どんなに画期的なアイデアがあっても、資本へのアクセスがなければ、持続的な会社運営は難しいのが現実です。誰もがよりフェアに挑戦できる社会にするための金融インフラの構築を、仕組み化されていない未上場株式市場で実現してみたい、そのような夢を抱き創業いたしました。
当社グループを取り巻く未上場株式市場においては、2022年に政府により策定された「スタートアップ育成5か年計画」にて、国内スタートアップの資金調達額を5年後の2027年までに10兆円規模にまで拡大する方針が示されたほか、「特定投資家向け銘柄制度(J-Ships)」をはじめとする、非上場株式投資に関する法的規制緩和も進んでおり、当該市場において当社グループの担う役割はより大きなものになっております。
これを機に株式公開企業としての責任を自覚し、さらなる業容の拡大とともに皆様方に信頼され、広く社会に貢献できる企業となるよう、役員はじめ従業員一丸となって一層精励してまいる所存でございます。皆さまにおかれましては、今後とも、より一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
代表取締役CEO 柴原 祐喜
代表取締役COO 大浦 学